「マイル」「特典航空券」の基本が分かってきたら、次によく出てくるのが陸マイラーの間で飛び交う専門用語です。今回は、この用語の意味と、ANA・JALどちらのマイルを貯めるべきかを、2026年最新の数字で整理します。
知っておきたい必修用語
- PP(プレミアムポイント):ANAの上級会員資格を判定するための専用ポイント。マイルとは別物で、搭乗することでしか貯まりません。
- FOP(フライオンポイント):JAL版のPP。ワンワールド加盟便への搭乗などで貯まり、JGC(JALグローバルクラブ)取得の判定基準になります。
- マイル修行(ステータス修行):一定期間に集中して搭乗し、PPやFOPを稼いでステータス(SFC・JGCなど)を獲得すること。「一生モノの特権を手に入れる」で紹介した内容がまさにこれです。
- UPG(アップグレード):マイルや専用クーポンを使って、購入した座席よりも上のクラスに変更すること。
貯める対象がマイル(航空券と交換できるポイント)なのか、PP/FOP(ステータスの判定材料)なのか、この違いを最初に押さえておくと、以降の情報が一気に分かりやすくなります。
ANA vs JAL、特典航空券はどちらがお得?(2026年最新)
北米・ヨーロッパ路線のビジネスクラス往復(通常シーズン)を比較すると、必要マイル数にはこれだけの差があります。
- ANA:75,000〜95,000マイル
- JAL:85,000〜130,000マイル(基本マイル+座席状況に応じた変動制「特典航空券プラス」あり)
ANAはシーズン(ロー・レギュラー・ハイ)によって必要マイル数が固定されているのに対し、JALは基本マイルに加えて、空席状況によって上乗せされる変動制です。同じ路線・同じクラスでも、狙うタイミングによって必要マイル数が変わってくるのがJALの特徴です。
なお、2024〜2025年にかけて、ANA・JALともに国際線特典航空券の必要マイル数が1.3〜1.5倍に引き上げられました。特に北米・ヨーロッパ路線での上昇が大きく、「昔の相場感」のままだと必要マイル数を見誤ることがあるので注意が必要です。
どちらを軸に貯めるべきか
- 予定を柔軟に組める人:ANAの「シーズンで固定」という分かりやすさが強みです。
- 提携航空会社を幅広く使いたい人:JALはワンワールド加盟便との相性を含めて検討する価値があります。
- どちらか一本に絞る:陸マイラーの基本は「サイトを2〜3個に絞る」のと同じで、マイルも分散させすぎないのがおすすめです。
まとめ
- PP(ANA)・FOP(JAL)は、マイルとは別の「上級会員資格のための搭乗ポイント」
- 2026年時点でANA・JALともに必要マイル数は引き上げられており、最新の数字を必ず確認する
- 北米・ヨーロッパ路線ではANAの方がやや必要マイル数は少なめ、JALは変動制で座席状況次第
専門用語は覚えると一気に情報の理解速度が上がります。次回以降も、実際に使う場面に沿って少しずつ用語を紹介していきます。
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