家族3人でアメリカ横断|特典航空券205,000マイルで実現したリアル旅程 | ポイ活マイルラボ

家族3人、特典航空券でアメリカ横断。普通に払ったらできなかった私たちの旅

モニュメントバレーの岩山と「家族3人、特典航空券でアメリカ横断」の見出し 実践レポート

結論から言います。2024年4月、家族3人でカナダからロサンゼルス、ラスベガス、モニュメントバレー、サンフランシスコまで回りました。日本と北米の往復も、北米内の移動も、飛行機はすべて特典航空券。ヒルトンはすべてポイント泊です。

高いから行かなかった旅ではありません。現金だけなら、行けなかった旅です。

落とし穴もあります。「タダ」ではありません。特典航空券でも、マイルとは別に税金や各種手数料などがかかります。岩山の前のホテル、レンタカー、食事は現金でした。そして、この記事に書くマイル数は2024年当時のものです。いまは同じ数字では取れません。

この記事では、実際の旅程、使ったマイルの内訳、ポイントで泊まったホテル、マイルとポイントのほかに払ったものを順番に書きます。

モニュメントバレーの朝。赤い大地に立つ岩山
特典航空券とレンタカーでたどり着いたモニュメントバレー(2024年4月・筆者撮影)

旅程:韓国から羽田、カナダ、アメリカ西部を回って日本へ

回った順番は、こうです。

  1. 韓国 → 羽田 → バンクーバー(私と娘の2人。日本から北米はビジネスクラス)
  2. バンクーバー → ウィスラー(バスで移動。2泊)
  3. バンクーバー → ロサンゼルス(ここからは3人。2泊)
  4. ロサンゼルス → ラスベガス(1泊)
  5. ラスベガス → ルート66 → モニュメントバレー(レンタカー。1泊)
  6. モニュメントバレー → グランドキャニオン国立公園 → ページ(ホースシューベンド、アンテロープキャニオン)→ ラスベガス(1泊)
  7. ラスベガス → サンフランシスコ
  8. サンフランシスコから、息子はバンクーバーへ。私と娘は日本へ
  9. 日本に着いた翌日、私と娘は再び韓国へ

日本と北米の往復のほかに、北米内で飛行機に乗ったのは3区間(息子は4区間)。アリゾナを回った2日間だけがレンタカーです。

カナダ:ウィスラーのヒルトンに2泊

羽田からバンクーバーへは、私と娘の2人でビジネスクラスに乗りました。特典航空券です。

バンクーバーからウィスラーまではバス。Hilton Whistler Resort & Spa に2泊しました。支払いはポイントです。

ロサンゼルス:ハリウッド、ビバリーヒルズ、ドジャース観戦、サンタモニカ

バンクーバーからロサンゼルスへは、3人で飛びました。泊まったのは Hilton Checkers Los Angeles。2泊ともポイント泊です。

ロサンゼルスで回った場所を並べます。

  • ビバリーヒルズ
  • ハリウッド大通り(Hollywood Boulevard)と、ハリウッド・ウォーク・オブ・フェーム
  • TCLチャイニーズ・シアターの前庭「Forecourt of the Stars」。映画スターの手形と足形が並ぶ場所です
  • ポール・スミスのピンクの壁
  • 本屋「The Last Bookstore」と古着屋
  • ドジャースタジアム
  • サンタモニカのビーチ
ビバリーヒルズのサイン
ビバリーヒルズ(筆者撮影)
本が飛び出すように積まれたオブジェのある本屋の店内
The Last Bookstore の店内(筆者撮影)

ドジャースタジアムでは、大谷選手の試合を見ました。球場のたこ焼きは6個で18ドル。帰りは配車アプリでホテルへ戻りました。

ドジャースタジアムのコンコースと、背番号17のユニフォームを着た後ろ姿
ドジャースタジアムのコンコース(筆者撮影)

サンタモニカへ行ったのは、ラスベガスへ発つ日の朝です。朝ごはんを食べてビーチを歩き、そのまま空港へ向かいました。

サンタモニカの海岸と遊園地の観覧車
ラスベガスへ発つ朝のサンタモニカ(筆者撮影)

ラスベガス:大通り沿いのヒルトン系に1泊

ロサンゼルスからラスベガスへも特典航空券です。泊まったのは Hilton Vacation Club Polo Towers。ここもポイント泊でした。

夕食のあと、球体の会場「スフィア」へ。カジノとハードロックカフェにも寄りました。

夜のラスベガス、ホテル前の噴水ショー
夜のラスベガス(筆者撮影)

ルート66からモニュメントバレーへ:到着は夜11時

翌朝、レンタカーを借りて買い出しをして出発。ルート66を走り、キングマンのダイナーに寄りました。

ルート66沿いのレトロなダイナーとクラシックカー
ルート66、キングマンのダイナー(筆者撮影)

そこからモニュメントバレーまでが長い道のりでした。到着は夜11時。星がきれいでした。

泊まったのは The View Hotel。モニュメントバレーの公園の中にあり、岩山が目の前に見えるホテルです。ここはヒルトン系ではないので、現金で払いました。

モニュメントバレーの岩山を窓から望むホテルのロビー
The View Hotel のロビー。窓の向こうが岩山です(筆者撮影)

グランドキャニオン、ホースシューベンド、アンテロープキャニオンを1日で

翌朝はモニュメントバレーで写真を撮ってから、グランドキャニオン国立公園へ。

グランドキャニオンの展望地点からの眺め
グランドキャニオン。滞在は30分でした(筆者撮影)

ここで時計が1時間ズレていることに気づき、30分で出発しました。ページの町には、ツアーの集合より1時間早く到着。先にホースシューベンドを見てから、アンテロープキャニオンのツアーに参加しました。

なぜ1時間ズレたのかは、「アンテロープキャニオンのツアーで1時間ズレる理由|アリゾナの時差の落とし穴」に書きました。アリゾナ州とナバホ・ネイションで、夏の間だけ時計が違います。

アンテロープキャニオンに差し込む光と波打つ岩肌
アンテロープキャニオン(筆者撮影)

ツアーのあとはハンバーガーを食べ、古着屋に寄って、ラスベガスへ。着いたのは夜9時でした。レンタカーを返し、空港近くの Tru by Hilton Las Vegas Airport に泊まりました。ここもポイント泊です。

サンフランシスコから、それぞれの帰り道へ

翌朝、ラスベガスからサンフランシスコへ飛びました。この区間も特典航空券です。

サンフランシスコで、息子はバンクーバー行きの便へ。私と娘は海辺を歩き、夜はラウンジで過ごして、深夜の便で日本へ帰りました。帰りはエコノミークラスです。

サンフランシスコ湾と遠くのゴールデンゲートブリッジ
サンフランシスコ湾。遠くにゴールデンゲートブリッジ(筆者撮影)

日本に着いた翌日、私と娘は再び韓国へ向かいました。

使ったマイル:当時のチャートで計算すると約205,000マイル

区間人数・座席当時のチャートでの必要マイル数
日本⇔北米(行き:羽田→バンクーバー、帰り:サンフランシスコ→羽田)私と娘の2人。行きビジネス、帰りエコノミー1人57,500マイル×2人=115,000マイル
北米内(バンクーバー→ロサンゼルス→ラスベガス→サンフランシスコ。息子はバンクーバーまで)3人。エコノミー1人30,000マイル×3人=90,000マイル
合計約205,000マイル(ANAマイル)

この数字について、正直に書いておきます。

  • 実際の引落履歴ではありません。 ANAのマイル利用履歴は直近の分しか表示されず、2024年の明細はもう見られません。当時の必要マイルチャートから計算し直した数字です。
  • 57,500マイルの中身。 当時のANA国際線特典航空券(日本⇔北米・ローシーズン)は、往復でビジネス75,000マイル、エコノミー40,000マイル。行きと帰りでクラスが違うときは半分ずつ足すので、37,500+20,000=57,500マイルです。
  • 北米内の30,000マイル。 提携航空会社特典航空券の、北米内エコノミー往復の必要マイル数です。
  • 韓国との間の区間は、この計算に入れていません。
空港の搭乗口から見たユナイテッド航空の機体
北米内の移動は提携航空会社の便でした(筆者撮影)

いまは同じマイル数では取れません(2026年10月1日確認)

ANAの国際線特典航空券は、この旅のあと2回、必要マイル数が改定されています。2024年4月18日と、2025年6月24日です。

現在のチャート(2026年10月1日にANA公式サイトで確認)で同じ組み合わせを計算すると、ローシーズンの日本→北米ビジネス片道50,000マイル+北米→日本エコノミー片道20,000マイルで、1人70,000マイル。当時の57,500マイルより12,500マイル多く必要です。

提携航空会社特典航空券のチャートも変わることがあります。これから予約する人は、必ずANA公式の最新チャートで確認してください。

特典航空券でも、マイルとは別に税金や各種手数料、場合によっては燃油サーチャージなどが必要になることがあります。ただし、航空会社・マイレージプログラム・発券方法などによって扱いは異なります。クレジットカードで貯めたポイントなどを、旅の支払いに活用できる場合もあります。ここは別の記事で紹介します。

ホテル:ヒルトン4軒はポイント泊、モニュメントバレーは現金

場所ホテル泊数支払い
ウィスラーHilton Whistler Resort & Spa2泊ポイント泊
ロサンゼルスHilton Checkers Los Angeles2泊ポイント泊
ラスベガスHilton Vacation Club Polo Towers1泊ポイント泊
モニュメントバレーThe View Hotel1泊現金
ラスベガス(空港近く)Tru by Hilton Las Vegas Airport1泊ポイント泊

北米での7泊のうち、6泊がポイント泊です。使ったポイント数は記録が残っていないので、ここには書きません。

当時の会員ランクは、ヒルトン・オナーズのダイヤモンドでした(予約メールに記載)。ホテルのポイントをどう貯めるかは、「ホテルポイントの貯め方」にまとめています。

マイルとポイントのほかに払ったもの

  • 航空券の税金や各種手数料など(特典航空券でも、マイルとは別に必要になります。当時の明細が残っていないので、金額は書きません)
  • The View Hotel の1泊
  • レンタカー
  • 食事、アンテロープキャニオンのツアー、配車アプリ
  • 買い物(古着など)

飛行機はマイル、ホテルはポイント。現金は、現地で旅を楽しむために使いました。

普通に払ったら、できなかった旅

日本と北米の往復が2人分。北米内の飛行機が3人分。ホテルが7泊。これを全部現金で払う旅は、わが家にはできませんでした。

高いから行かなかったのではありません。現金だけなら、行けなかったのです。

マイルは、節約のためだけのものではないと思っています。「行きたい」を「行ってきた」に変えるものです。

貯め方は、毎日のポイ活の積み重ねです。これから始める人は、「マイルの貯め方【基礎編】」から読んでください。

まとめ

  • 2024年4月、家族3人でカナダ、ロサンゼルス、ラスベガス、モニュメントバレー、サンフランシスコを回った
  • 日本と北米の往復も北米内の移動も、飛行機はすべて特典航空券。当時のチャートで計算すると約205,000マイル(実際の引落履歴ではない)
  • ヒルトン4軒・6泊はポイント泊。モニュメントバレーのホテル、レンタカー、食事は現金
  • 必要マイル数はその後2回改定されている。予約前にANA公式の最新チャートを確認する
  • マイルは「行きたい」を「行ってきた」に変えるもの

▼この旅を、写真と一緒に動画で話しています(YouTube・約9分):家族3人、特典航空券でアメリカ横断。現金なら行けなかった旅

関連記事:アンテロープキャニオンのツアーで1時間ズレる理由|アリゾナの時差の落とし穴/マイルの貯め方【基礎編】/ホテルポイントの貯め方

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